
35歳を過ぎたあたりから気になってきたおなか周りのぼってり感。本気になればすぐに元通りになると楽観視していたのんきな私も、40歳を過ぎて焦り始めました。しかし、「痩せる」以上に難しいのが「メリハリ」のある体を手に入れること。
ビキニを着るなんて到底無理なスタイルに成り下がった私が、「くびれ」を取り戻すためにチャレンジしたいくつかの方法をご紹介します。
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くびれウエストに効果あり?ラップ巻き

くびれウエストという言葉でまず思い出したのが高校生のときにクラスで流行った「ラップ巻き」ダイエットでした。毎日、授業前に友だち数人でおなかにラップを巻いて、帰るころに誰が一番ウエストが細くなっているか競うのです。くびれウエストは欲しいけれど、できればお金は使いたくない私。高校時代を思い出して安価でできるこの方法に改めてチャレンジしてみました。
くびれが欲しいおなかの部分に朝からラップをきつめに巻き、上から腹巻きをつけて仕事に行くこと1カ月。なんとなくですが、ウエスト周りがすっきりしてきたような……。計ってみるとラップ巻きを始めてからおなか周りが1cmほど細くなっていました。
脂肪がたまりにくい?「しょうが紅茶」

ラップ巻きでウエストが1cm細くなったものの、まだぼってり具合は変わらない私のおなか。そこで今度は体の外側からではなく、内側から攻める作戦を実行してみました。使った食材は「しょうが」と「紅茶」。紅茶はもともと毎朝飲んでいたので、脂肪を減らすのに効果的な組み合わせはないか調べて出てきたのがしょうがです。
しょうがは、生のものと加熱したもので効果が変わるとのこと。生のしょうがに含まれる「ジンゲロール」という成分は殺菌作用や免疫力を高める効果があるといわれていますが、その「ジンゲロール」を加熱すると発汗作用のある「ショウガオール」、血管拡張作用のある「ジンゲロン」という2つの成分に変化するといわれています。特に「ジンゲロン」には脂肪の燃焼作用も。
また、紅茶にも脂肪の吸収を抑制するといわれる「紅茶ポリフェノール」が含まれており、しょうがと紅茶の組み合わせは脂肪撃退に効果があるように思えました。熱い紅茶にすりおろしたしょうがを入れて朝晩飲むこと1カ月。飽きてきたら砂糖などの甘みを加えることで難なく続けられました。