- 2025.11.05
- 40代, ダイエット, 運動, リングフィットアドベンチャー,
「食事制限じゃ1gも減らない」運動嫌いの40代が苦痛を最小限にして始めた方法で体脂肪-3%を達成
30代で高止まりした体重。年を重ねた諦めもあり、高止まりのまま何とか維持していましたが、40代に入り突如増加傾向に。増える数字に焦りつつ、運動と縁のない …
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40代後半の肥満体形だった私はダイエットを開始! 食事を見直し、朝は30分のウォーキングと、ピラティスか筋トレ、夕方にはストレッチをしたところ、3カ月で体重10kg、体脂肪率5%減を達成できました。しかし5カ月目にして、右股関節に痛みが発生。ダイエットは順調に進んでいたため、中断させることなく治す手立てはないかと模索し、幸いにも自力で痛みを消し去ることができました。その詳細をお伝えします。
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右利きの私は、自分の利便性を考えて、若いころからバッグや荷物は左手にばかり持つようにしていました。その習慣があったため、2人の子どもも赤ちゃんのときは左手に抱き、幼児期も左手で抱っこして、右手は添える程度にしていたのです。すると次第に、何も持たずに立つと、左側に少し傾くような姿勢になっていました。
この状態で、メタボ予備軍脱出を目的に始めたダイエットのために運動を取り入れてみたところ……。最初はあぐらをかいても左右の開きに差が感じられなかったものの、5カ月目に入ったころから、右股関節に違和感を持つようになったのです。筋肉痛かと思い放置していたら、だんだんと開くたびに痛みを感じるようになり、開き方にも違いが出てきてしまいました。
もし病院に行き、ドクターストップがかかってしまったら、せっかくダイエットが軌道に乗ってきて体が引き締まり、体重や体脂肪率も減ってきたのにリバウンドしてしまうかもしれない。リバウンドまでいかなくても、もう二度と運動を試みようという気持ちが持てなくなってしまうかもしれない。迷いに迷って、右足をかばいながら継続する道を選んだのでした。

歩いているときは痛みを感じないものの、あぐらをかいて股を開くたびに右股関節に痛みを感じてしまうため、運動の際には開き方を加減し、足の付け根を回すときはやさしくゆっくりと、そして回数も少なくしました。自然に痛みが治まってくれるのを待っていたのです。
ところが、全然痛みが治まることはありませんでした。ただだんだんと、痛みのパターンがわかってきたのです。しっかりと筋トレをして体全体が温まると痛みが和らぎ、体が冷えると痛みが復活し、さらに週末でトレーニング量が減ってから週明けに筋トレをするとより痛みを強く感じました。放置していれば痛みが消えるものではないのだなと理解したのです。
今までの体の使い方の癖で、左側に傾き、左半身にばかり負荷をかけていた私は、筋トレも左側にばかり頼っておこなっていたことにも気が付きました。スクワットも腕立て伏せも、足を前後に開いて股関節や膝関節の曲げ伸ばしをおこなうランジも左半身に力をかけておこない、あお向けで足を上げるジャックナイフも左足を少し前に持ってくることでバランスを取り、天井に足を突き上げていたのです。
右足をかばうのではなく、右足にこそ負荷をかけて筋力をつけなければ、股関節の痛みを取り去ることはできないのだなと考えるに至りました。

まずは、インスタグラムやその他ネット記事を検索して、股関節を柔らかくするというストレッチを取り入れてみることにしました。足の裏と裏をくっつけてあぐらをかいて前屈してみたり、カエルのような体勢をして上下に動かしてみたり、伸脚をしてみたりしました。
中でも一番改善を実感できたのは、あお向けになり片膝を立てて、もう片一方の足をあぐらのように開いて反対の足のももの上に乗せ、顔側に何度も持ってくるストレッチでした。回を重ねていくうちに、右股関節がどんどん開くようになり、同時に腹筋も鍛えられました。
それに加えて普段の筋トレでも、常に意識して左側に傾いたり、左半身を頼りにおこなったりしないように注意しました。ダンベルやエクササイズベルトといった道具を使い、意識的に右足に負荷をかけるようにし、運動の回数も増やすようにしたのです。また、運動をしない期間ができて筋肉が固まってしまわないように、毎日短時間でも体を動かす時間を持ちました。
すると、即効性はなかったものの、少しずつ痛みを感じる回数が減っていったのです。そして、痛みを感じてから4カ月たったころからまったく痛みを感じなくなりました。
運動を始めて5カ月目で右股関節に痛みを感じたときは、順調だったダイエットをやめなければならないのかという悔しさと、リバウンドしてしまうかもしれないという恐怖心が渦巻いていました。
思い切って、股関節を柔らかくするストレッチと、右足の筋力を強化する筋トレを取り入れたことで、痛みを消し去ることができたのです。しかも、自分の癖を改めて認識できたことで姿勢を正せ、筋トレ法を見直したことでより体を引き締められました。まさにエジソンの名言、「失敗は成功の母」でした。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/中村光伸先生(光伸メディカルクリニック院長)
整形外科医の知見から骨の仕組み、体の動かし方を活かした骨のトレーニングを提唱する骨の専門医。骨の強化と全身の機能回復を両立する「骨たたき」を考案。若々しい体を取り戻す「リバースエイジング」の専門家としてメディアにも多数出演。著書に『医者が考案した骨粗しょう症を防ぐ1分間骨たたき』『ひざたたき 世界一かんたんな健康法』(アスコム)。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
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