
髪の見た目は体型よりも肌よりも特に大切だと私は考えています。「髪なんて肌がきれいだと大丈夫でしょ」と思っていても、肌は近寄らなければ見えないですし、髪がボサボサの状態だと遠目からでも老けて見えると感じています。私が実際にボサボサ髪を克服できた方法をご紹介します。
窓に映った自分の姿でショックを!

いつもの取引先に赴いたとき、いつもはにこやかな受付の方がまるで知らない人にでも会うような受け答えをされたときがありました。なぜ? と思っていると急に「誰だかわからなかったです。いつもと違って」と言われて、頭の中で謎がグルグル回っていました。ふと会社の大きな窓に映る自分の姿を見ると「ギョッ!」としたのです。その日は風が強く吹き荒れていたからでしょう、髪がボサボサでまるでヤマンバ! しかも風で分かれた髪が薄くなっていたのを、ぼんやり放心状態で見てしまいました。
50歳を過ぎたころから肌がたるんで、毛穴やシワが気になりそれなりの努力をしてきましたが、髪は何も変わらずシャンプーとトリートメント。以前は、風が吹いても歩くうちに自然とサラサラになっていた自慢のストレートだったのに年齢には勝てなかったのを実感した瞬間です。
高価なシャンプーを買ったけれど…

その日の帰り道、髪の毛が少しでもきれいになるかと思いドラッグストアで高価なシャンプーとコンディショナーを購入し、早速試してみました。しかし、そんなことでは私の髪はさらさらのストレートには戻りません。その日以降、食生活にもこだわって髪に良いと言われる乳製品や緑黄色野菜、もちろんひじきやわかめなどの海藻も食べました。
血行が悪くなると髪の毛が減る一因になると、行きつけの美容室で担当の美容師さんから教えていただいたので、頭皮のマッサージやストレッチで体の血行を良くする努力もしました。努力を始めて3カ月がたった日、娘に「ストレッチもやって、シャンプーも良いものを使っているのにきれいにならない」と愚痴を言っていると「お母さんは好きなときだけしかやってないじゃん」と言われ気が付きました。「今日は忙しかったから」とか「しんどいから」など理由をつけて毎日おこなっていなかったのです。つまり、自分に甘いことが私の髪の毛がボサボサになる原因だったのだと気が付きました。
次に、ボサボサ髪の克服のためにおこなったことを紹介します。