
コロナ禍前は、毎日の通勤に次男の保育園の送り迎えに……と毎日走り回っていた私。体重が気になることもありませんでした。それがコロナ禍以降、在宅勤務になるとともに、次男が小学生になり送り迎えも不要に。毎日あれだけ走り回っていた生活から急に、家からほぼ出ない生活に変わりました。
そんな生活を2年半続けるうちに、体形変化から目をそらしていた私の体重は、とんでもないことになっていたのです……。
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妊婦のころと同じ体重! まずは現実の受け入れから

以前はけていたスカートが入らなくなるなど、体形変化を感じつつ見て見ぬふりをしていた私。コロナ禍になり、毎年受けていた健康診断も受けなくなりました。そんな生活の中で、ますます体重計に乗ることができなくなっていました。
そんなある日、喘息の診察で定期的に通っている呼吸器内科で、肺機能検査をすることに。そのためには体重の登録が必要とのことで、3年ぶりに体重計に乗ることになりました。
そこで出た数字は、なんとコロナ禍前の体重51kgより8kg増! これは、妊娠していたときとほぼ同じ体重です。
増えているだろうとは思っていましたが、まさかおなかにもう一つの命を抱えていたときと同じ体重とは……。さすがに大きなショックを受け、このままではいけないと、現実と向き合うことを決意。まずは生活の見直しから始めることにしました。
40代の身長体重の適性を知り、食生活を見直し

これまでの人生で、体重で悩んだことはほぼなかった私。まずは現実を把握するため40代女性の身長別標準体重などをネットで検索してみると、案の定、現状の私の体重は、私の身長160cmに対する標準体重56kgを3kgほど超えていました。たしかに、かつてより体が重くなっている自覚はあり、この体でいきなり運動をするのもハードルが高い……という思いがありました。そこで、まずは食生活の見直しから始めることにしました。
アラフィフの私が、20〜30代の若者と同じダイエットは絶対に良くないことは、調べるまでもなくわかっていることです。なので、検索するときは必ず「40代」というキーワードを入れて調べるようにしました。そうするとやはり、必ず出てくるのは、「たんぱく質の摂取を減らしてはいけない」ということでした。
40代はただでさえ筋肉が落ちていく時期なので、間違ったダイエットでたんぱく質の摂取量を減らしては、さらに筋力が衰えてダイエットどころではないということです。まずはシンプルにこれを意識して、自分の食生活を見直していくことにしました。