「もう時短はいいかな」50歳目前に起こった驚きの変化。時短から丁寧志向に目覚めるまで
目次 1. 意識が変化する以前の私の楽しみ 2. 自分自身が一番驚いた意識の変化 3. 意識の変化とともに感情にも変化が 4. まとめ 意識の変化ととも …
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2週間後に2度目の血液検査を受けました。結果は「甲状腺刺激ホルモンの値はやや下がっていますね。3カ月後にまた経過を見せてください」とのこと。私が「もし基準値より大幅に高かったらどうなんですか?」と聞いてみたところ、「もし高い場合は投薬治療をしますが、まだそこまでではないです。ストレスを減らすのが良いと思います。外出自粛生活で難しいとは思うけれど、軽い運動をしてみてください」と提案がありました。
調べてみたところ、甲状腺刺激ホルモンが10µIU/mlを超えると投薬などでの治療になるようでした。今回の私の値は前回の6µIU/mlよりも下がっていたので、経過観察で済んだようです。
やはり東日本大震災後に生理不順になったときと同様、コロナ禍による生活リズムの乱れや精神的な負担の影響が関係していると感じました。そのため、生理不順になり、甲状腺刺激ホルモンの値が高くなったのかもしれません。体がサインを出していたのです。
精神的なストレスを緩和するために、家事も育児も仕事も必要最低限に絞っています。
外出自粛生活が始まったころは、これまでに経験したことのない状況の中で、家事も育児も仕事も不安で焦ってばかりいましたが、今回甲状腺刺激ホルモンの値が一時的に高くなったことから、今はまず自分と家族の心身の健康を大事にしようと思うようになりました。
実際、小さな子どもが家にいると普段通りには家事も仕事もはかどらないですし、先行きを不安に思っていても自分ではどうしようもない。それなのにあまり気張っていたら、心も体も悲鳴を上げてしまうとわかったのです。
ストレスを感じると「つらいよ」とサインを送ってくれる私の体に感謝しつつ、今後はなるべくストレスをあまりためないように気を付けようと思いました。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/天神尚子先生(三鷹レディースクリニック院長)
日本医科大学産婦人科入局後、派遣病院を経て、米国ローレンスリバモア国立研究所留学。その後、日本医科大学付属病院講師となり、平成7年5月から三楽病院勤務。日本医科大学付属病院客員講師、三楽病院産婦人科科長を務めた後、退職。2004年2月2日より、三鷹レディースクリニックを開業。
【天神先生からのアドバイス】
甲状腺刺激ホルモンの数値が基準値を超えていますが、通常この数値では体調不良など体への影響はありません。写真の検査表にあるLH、FSHは低値で視床下部にストレスがかかっていることがわかります。コロナ禍での生活リズムの変化や新しい仕事での緊張がストレスになって生理不順になり、体調不良を引き起こしたのだと思います。
潜在性甲状腺機能低下症の20~30%は8年後に甲状腺機能低下症になるといわれ、特にTSHが10以上の場合は伸展性が高いです。一般的にはTSH4.5~10は治療不要ですが、6~12カ月おきにTSHを検査して経過を見ると良いでしょう。
イラスト/サトウユカ
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