
ショーウインドーに映った自分の姿にショックを受けてから2年。49歳の現在、これから迎える50代を若々しくいたいという気持ちから、年齢とともに背中、腰周り、おなか周り、二の腕などに付いてしまった脂肪を落とす努力をしています。
挫折しないように無理せず50歳に向けて頑張っている私のダイエット体験談を紹介します。
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ショーウインドーに映った姿にがく然!
2年前、街を歩いていたときにショーウインドーに映った女性の姿を見て「どこのおばさんかしら?」と思い、よく見たところ自分だったと気付いたときの落ち込みは大変なものでした。40代とはいえ、私がイメージしている自分と本当の姿とのギャップの大きさにショックを受けましたが、それが認めざるを得ない現実だったのです。
たしかに40歳になったころから、いろいろな部分に脂肪が付き出したことがとても気になっていました。まず背中が厚ぼったくなってくると背筋がすっきりしていないため老けて見えます。おなかにも今まで付いたことのないような脂肪が付いてきました。ウエストも以前のようなくびれがなくなり、腰周りも昔のジーンズをはくと確実に大きくなっていることがわかります。また、二の腕がぷるぷるして、ノースリーブは年々着たくないと思うようになってきました。
2~3年前の服を着てみると、確実にいろいろなところに脂肪が付いていると感じます。そのため、付いてしまった脂肪を落とすことができれば、ずいぶん若々しくなるのではないかと思ったのです。そこで20代のときに主婦向けの健康を目的とした健康体操のトレーナーをしていた経験があり、ある程度脂肪を落とすポイントを理解していたので、若々しい50代を目指して頑張ろうと考えました。
付いてしまった脂肪を落とす努力の日々
私が健康体操のトレーナーをしていたのは20代だったため、中高年になると付きやすい脂肪の悩みについての実感はありませんでしたが、レッスンに来ていた生徒さんの多くは40~50代の女性が中心だったので、脂肪を落とすために一生懸命レッスンに通っていました。今私もその年齢になって、そのころの生徒さんたちの思いがよくわかります。
実際に自分がおこなう体操は挫折しないようにハードなものは避けました。まず背中の脂肪を落とすために、背中の筋肉を伸ばすストレッチを毎日5分ほど1日5回。上へ伸ばすだけでなく、左右に伸ばすストレッチをゆっくりおこなうと、じんわり筋肉が伸びて気持ちがすっきりします。
次に腰周りやおなかの脂肪を落とすために腰回し体操をおこないました。腰に手を当て膝を軽く緩め、重心を真ん中に置いたまま大きく腰を回すという体操です。音楽に合わせておこなえば、8~10分程度の体操はあっという間に過ぎます。毎日1~2回を目安におこないました。
さらに二の腕の脂肪を落とすために、肘振り運動を毎日続けました。肘を90度に曲げ、できるだけ後ろに大きく振るというものですが、私は夕食後に約20分程度のウォーキングもおこなっているので、そのときに実践しています。このように部分的に付いてしまった脂肪を落とす運動を、無理のない範囲でずっと続けてきました。