
40代になってから気になるようになった目の下のクマ。マスク生活の間は隠せましたが、今後は隠せなくなる上、そろそろなんとかしないと加齢とともに症状が進みそうです。
悩み、調べた結果、私がたどり着いたケアについて、これは効き目があるなと感じた体験をお話しします。
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気になるクマに、まずは肌からのアプローチ

もともと高めの頬骨に肉が付いていて、頬にボリュームのあるタイプの私。特に笑うと頬がぷっくり丸く出ているのがちょっとコンプレックスでしたが、周りからは「頬が丸いのはかわいい印象」と言われることもあり、20代、30代まではあまり気にしていませんでした。
ところが40代後半になったころ、目頭から頬中央にかけて黒いラインが出てきたのに気が付きました。目の下が逆三角に黒ずんでいて、少し不健康そうにも見えます。加齢によって目立つようになる目の下のクマとはこのことかと、悲しい気持ちになりました。
どうにかしたいと思い、とりあえず化粧品売り場を訪れました。売り場の女性スタッフは私の顔の状態を見て、肌のハリを補う美容液とクマを目立たなくするためのコンシーラーを選んでくれました。若いころから太陽の下でテニスをしていたせいか、私は目の下にそばかすのようなシミがたくさんあり、それがクマの黒っぽさを強調しているように感じたので、シミ対策のホワイトニングローションも選んでみました。
その後これらの化粧品を2年ぐらい使い続けていましたが、正直、特に改善されたという印象はありませんでした。鏡を見て、比較的クマが目立っていないなと思う日もあれば、今日はひどい顔をしているなという日もあり、一進一退、一喜一憂の日々でした。
私のクマの正体は…さらなる対処法を探る

アラフィフになり、一層クマが深くなったように感じ、何か他にできる対処方法はないかと、ネットで検索してみました。
やはり同年代で目の下のクマに悩んでいる人が多いようで、いろいろな記事がヒットしましたが、その中でクマには青クマ、茶クマ、黒クマなどの種類があるということを発見。この記事によると、目の下から頬にかけて肌の張りを失うことによって、その部分の脂肪を含んだ皮膚組織がたるみ、結果その影が黒っぽく見えるのが「黒クマ」とのこと。
私のクマは、この「黒クマ」と言われる種類に該当するようでした。たしかに頭上から光が当たるような場所ではクマが深く現れます。一方、顔に満遍なく光が当たるような場所では、ほとんどクマは目立ちません。私の目の下のクマの正体は、影だということがわかりました。
できてしまう影を軽減するには、クマができる部分を盛り上げるために脂肪を注入するという方法がありました。でも、それには抵抗があり……。値段も高額で、効果が持続しにくいケースもあると聞いていたからです。
そうした私が選んだ方法の一つは、ネットで見付けた顔のトレーニング。自分の顔を鏡でじっと観察し、頬の筋肉の緩みがクマにつながっていると考え、そこをトレーニングすることにしました。