
年々おなかのお肉は分厚くなり、今や鏡餅のような2段腹。若いころよりカロリーは必要ないと頭ではわかっているけれど、健康のため「肉も魚も野菜もバランスよく」を心がけると食べ過ぎてしまいます。ご飯もパンも大好きなので、糖質抜きもできません。そんな私が、好きなものを食べてもOKで、食事のパターンを変えるだけで2カ月で5kg減量することができました。その詳細をお伝えします。
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夫の帰りが遅くなり料理するのがおっくうに
夕食は1日で一番ゆっくりとプライベートを楽しめる時間。19時過ぎに帰宅する夫に合わせ、2人で一緒に食べます。おいしいもの、食べたいものを含め、朝、昼にとれなかった栄養をバランスよくとりたいと思うと、どうしても食事のボリュームはアップしていました。
1時間ゆっくり食事をしてからはお菓子をつまみつつ、くつろぎタイム。23時過ぎには就寝できていて食後3時間くらい空いているので、食習慣は良いのではと思っていました。
けれど人事異動で夫の帰りが遅くなり、21時過ぎ、22時過ぎに帰宅する日々。さすがにゆっくり食事をするというより、さっさと食べてお風呂に入って、さあ寝ようという日が多くなりました。夜中の0時過ぎに寝ることもしばしば。朝6時前に起きないと間に合わないのに起きられない日も出る始末。
生活パターンが崩れて朝食をとる時間がなかったり、胃もたれして食べる気になれない悪循環に陥ったり、なんだかモヤモヤ。頑張って料理をしても喜ばれていない、かえって迷惑かも? そう思い、料理をするのもおっくうになってきました。
食習慣を変えて朝食をしっかりと

せっかく料理を作っても味わう時間がないなんて、残念だし悔しい。私だって仕事から帰って、疲れているのに料理しているんだもの。だったら、夜は簡単な食事をして、早く寝よう。その分、朝早く起きてしっかり食事をすればいい。
夜は納豆ご飯と味噌汁、冷ややっこの10分で食べられる簡単ごはんと決めました(写真下)。朝は夜に作っておいた総菜と生野菜、卵料理にパンやご飯。主菜はお肉を焼いたり、好きなものを結構なボリュームで食べています(写真上)。22時過ぎに帰った夫も一緒に食べて、お風呂入って23時ごろには寝ています。
私は以前のように19時ごろ、先に食事して朝食用のお惣菜作り。10分で食べ終わるので自分の時間もたっぷりあって意外に快適。読もうと思って積んであった本も片付いて、なんだかゆとりが生まれました。夫の帰りを待ってお先に就寝。
軽食だから胃もたれせず、おなかを空かせて4時ごろ起床します。私は身支度をしながら、メインだけを調理。夜に作った総菜を並べ、あとから起きてきた夫と5時ごろ朝食開始です。人事異動前の夕飯と変わらず1時間、2人で食事を楽しみます。0時ごろに寝て、6時前に慌てて起きて出かける生活が一変。夫と週末の予定を立てる余裕もできました。