「毎日食べすぎていた」夫が2週間で5kg減!炭水化物抜きダイエットで気付いた食習慣の盲点
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40歳を過ぎたころから徐々に手持ちの洋服がきつくなり、MサイズからLサイズにアップ。少し痩せては挫折しリバウンドを繰り返していましたが、ようやく自分に合ったダイエット法を見つけることができました。私がダイエットをやる気になったきっかけと、実践していることをご紹介します。
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私は昔から甘い物が大好きでした。お昼ごはんのあとはデザートにプリン、おやつにドーナツとカフェラテ、お風呂上がりにアイスクリーム。そんなふうに好きな物を好きなだけ食べていた結果、30代のころは身長158㎝で48kgだった体重は40代になり56kgまで増加。夫からも「最近太ってきたんじゃない」とチクチク言われ始め、さすがにダイエットをしないとなぁと自分でも危機感を覚えるようになりました。
そこで、まずは少し食事やおやつを減らすことからチャレンジ。体重が減ったと思って喜べば、翌日には元の体重に戻り落胆していました。そんな私の苦労も知らず、夫は毎日お菓子やアイスクリームを買ってきて、テレビを見ながらおいしそうに食べています。結局、私も夫が買ってきた箱入りのアイスクリームの誘惑に勝てず、だんだん体重計にも乗らなくなってしまいました。
このままでは一生ダイエットなんてできない。そう思い、Amazonで売れているダイエット本を探し購入。購入したのは『痩せない豚は幻想を捨てろ』(KADOKAWA)という1冊。この本を読み、ようやく本気でダイエットする決意をしました。
『痩せない豚は幻想を捨てろ』という強烈なタイトルどおり、内容もなかなかの毒舌でした。「お前ら」「デブ」など言葉はきついですが、何度もダイエットを繰り返しては挫折してしまう万年ダイエッターの私には、この毒舌がかえってやる気を引き出してくれました。
食事や運動などの方法に取り組む以前の問題で、やる気が起きない、モチベーションが続かないなど、メンタル面で挫折してしまうことが多かったこれまでの私。「モチベーションが続かないのは、痩せる目的が明確でないからだ」。本にはそう書かれていました。なぜ痩せたいのか? 痩せたら何がしたいのか? 痩せたいと漠然と思っていたけれど、なぜなのか、何をしたいかなんて考えたこともありません。
そこで、まずは痩せる目的を明確にするために、紙に書き出してみました。
・夫に太ったと言われたくない。
・30代のころのようにMサイズの洋服を着たい。
・万年ダイエッターを卒業して、理想の体形をキープしたい。
まず痩せる目的を書き出したことで、自然とダイエットへのやる気がムクムクと湧いてきました。
ダイエットへのやる気が湧いたら、早速実践に移しました。具体的にしたことは食事制限です。本書の中では糖質制限と脂質制限のどちらか取り入れることを推奨しており、私は比較的簡単そうな糖質制限をすることにしました。
まず炭水化物の種類を変え、白米は玄米か雑穀米に、パンは低糖質パンに、麺類はうどんやパスタをやめ、そばを食べるように。ご飯の量も茶碗いっぱいに盛っていたのを半分の70~80gに減らしました。そして、毎食のように食べていたプリンやドーナツなどのおやつはやめ、小腹がすいたら「オイコス」や「パルテノ」などのギリシャヨーグルトを食べました。甘さもあるので、おやつを食べたい欲求も満たされました。
また、炭水化物を減らすのと同時にたんぱく質を積極的にとるように。晩ごはんは普段から肉や魚を主菜で食べていたのですが、朝はパンだけ、昼はパスタだけのように1日を通すとたんぱく質が足りていませんでした。
1日の糖質量を100g以内に抑え、おやつをヨーグルトに変え、たんぱく質は体重(kg)×1.5gの量を食べ、積極的に野菜を食べる。こうした食事を続けたところ、1カ月半後には体重が3kg落ちました。
自分でもうすうす気付いてはいましたが、今振り返ってみれば毎日普通量の食事をした上で、甘いおやつまで食べていれば太るのは当然だったと思います。ダイエットのやる気を出すまでに時間がかかりましたが、1冊の本との出合いで重い腰が上がり、ようやく本気で痩せようと思えるようになりました。モチベーションが下がってきたらまた本を読み返し、30代のころの40kg台を目指してダイエット継続中です。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/黒田あいみ先生(Zetith Beauty Clinic 医師/東京美容外科沖縄院院長)
美容外科、美容皮膚科、予防医学(栄養療法)、アンチエイジング専門医。Zetith Beauty Clinic 、東京美容外科沖縄院にて勤務。トライアスロン日本代表の経歴を持ち、⾃分がアスリートであることも⽣かしつつ、美と健康のスペシャリストとして「中からと外からの美と健康」を信念に、外から(美容医療)だけでなく、中から(分子栄養学、予防医学)の美と健康の権威として多くの文化人、芸能人、アスリートからの信頼も厚い。著書に、「中田敦彦のYouTube大学」でも紹介された「アスリート医師が教える最強のアンチエイジング」(文藝春秋社)がある。
イラスト/サトウユカ
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