40代、いつの間にかぽっこりおなかに!原因と対策を考えてみた結果【体験談】
46歳の主婦兼ライターです。35歳を過ぎて食事制限をしても体重が減らなくなったと思っていたら、40歳を過ぎて体重がどんどん増加。食事量はむしろ減ったにも …
ウーマンカレンダー woman calendar
40歳を過ぎたころから徐々に手持ちの洋服がきつくなり、MサイズからLサイズにアップ。少し痩せては挫折しリバウンドを繰り返していましたが、ようやく自分に合ったダイエット法を見つけることができました。私がダイエットをやる気になったきっかけと、実践していることをご紹介します。
★関連記事:「やりがちだけどNG!」食べ過ぎなくても太る「モナリザ症候群」に共通する習慣とは
私は昔から甘い物が大好きでした。お昼ごはんのあとはデザートにプリン、おやつにドーナツとカフェラテ、お風呂上がりにアイスクリーム。そんなふうに好きな物を好きなだけ食べていた結果、30代のころは身長158㎝で48kgだった体重は40代になり56kgまで増加。夫からも「最近太ってきたんじゃない」とチクチク言われ始め、さすがにダイエットをしないとなぁと自分でも危機感を覚えるようになりました。
そこで、まずは少し食事やおやつを減らすことからチャレンジ。体重が減ったと思って喜べば、翌日には元の体重に戻り落胆していました。そんな私の苦労も知らず、夫は毎日お菓子やアイスクリームを買ってきて、テレビを見ながらおいしそうに食べています。結局、私も夫が買ってきた箱入りのアイスクリームの誘惑に勝てず、だんだん体重計にも乗らなくなってしまいました。
このままでは一生ダイエットなんてできない。そう思い、Amazonで売れているダイエット本を探し購入。購入したのは『痩せない豚は幻想を捨てろ』(KADOKAWA)という1冊。この本を読み、ようやく本気でダイエットする決意をしました。
『痩せない豚は幻想を捨てろ』という強烈なタイトルどおり、内容もなかなかの毒舌でした。「お前ら」「デブ」など言葉はきついですが、何度もダイエットを繰り返しては挫折してしまう万年ダイエッターの私には、この毒舌がかえってやる気を引き出してくれました。
食事や運動などの方法に取り組む以前の問題で、やる気が起きない、モチベーションが続かないなど、メンタル面で挫折してしまうことが多かったこれまでの私。「モチベーションが続かないのは、痩せる目的が明確でないからだ」。本にはそう書かれていました。なぜ痩せたいのか? 痩せたら何がしたいのか? 痩せたいと漠然と思っていたけれど、なぜなのか、何をしたいかなんて考えたこともありません。
そこで、まずは痩せる目的を明確にするために、紙に書き出してみました。
・夫に太ったと言われたくない。
・30代のころのようにMサイズの洋服を着たい。
・万年ダイエッターを卒業して、理想の体形をキープしたい。
まず痩せる目的を書き出したことで、自然とダイエットへのやる気がムクムクと湧いてきました。
ダイエットへのやる気が湧いたら、早速実践に移しました。具体的にしたことは食事制限です。本書の中では糖質制限と脂質制限のどちらか取り入れることを推奨しており、私は比較的簡単そうな糖質制限をすることにしました。
まず炭水化物の種類を変え、白米は玄米か雑穀米に、パンは低糖質パンに、麺類はうどんやパスタをやめ、そばを食べるように。ご飯の量も茶碗いっぱいに盛っていたのを半分の70~80gに減らしました。そして、毎食のように食べていたプリンやドーナツなどのおやつはやめ、小腹がすいたら「オイコス」や「パルテノ」などのギリシャヨーグルトを食べました。甘さもあるので、おやつを食べたい欲求も満たされました。
また、炭水化物を減らすのと同時にたんぱく質を積極的にとるように。晩ごはんは普段から肉や魚を主菜で食べていたのですが、朝はパンだけ、昼はパスタだけのように1日を通すとたんぱく質が足りていませんでした。
1日の糖質量を100g以内に抑え、おやつをヨーグルトに変え、たんぱく質は体重(kg)×1.5gの量を食べ、積極的に野菜を食べる。こうした食事を続けたところ、1カ月半後には体重が3kg落ちました。
自分でもうすうす気付いてはいましたが、今振り返ってみれば毎日普通量の食事をした上で、甘いおやつまで食べていれば太るのは当然だったと思います。ダイエットのやる気を出すまでに時間がかかりましたが、1冊の本との出合いで重い腰が上がり、ようやく本気で痩せようと思えるようになりました。モチベーションが下がってきたらまた本を読み返し、30代のころの40kg台を目指してダイエット継続中です。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/黒田あいみ先生(Zetith Beauty Clinic 医師/東京美容外科沖縄院院長)
美容外科、美容皮膚科、予防医学(栄養療法)、アンチエイジング専門医。Zetith Beauty Clinic 、東京美容外科沖縄院にて勤務。トライアスロン日本代表の経歴を持ち、⾃分がアスリートであることも⽣かしつつ、美と健康のスペシャリストとして「中からと外からの美と健康」を信念に、外から(美容医療)だけでなく、中から(分子栄養学、予防医学)の美と健康の権威として多くの文化人、芸能人、アスリートからの信頼も厚い。著書に、「中田敦彦のYouTube大学」でも紹介された「アスリート医師が教える最強のアンチエイジング」(文藝春秋社)がある。
イラスト/サトウユカ
あなたの体験談も教えて! 抽選でギフト券進呈
運動大嫌いのおいしいもの好き。お菓子の新商品は必ず食べたい、飲食店がオープンすれば行かないと気が済まない。そんな食いしん坊のアラフィフでした。気が付けば20代のころのスリムだった体...
続きを読むすっかり体型が崩れてしまったにも関わらず、頭の中で浮かぶ自分の姿は若いまま。しかし、現実は中肉中背の典型的なおばさん体型。運動しているつもりでしたが、本当に「つもり」でした。運動し...
続きを読む40代になってから体重が10kg増。マラソンをやっても太る、ヨガをやっても太る。夕食を抜いても、朝食を食べれば体重は元に戻っている。燃費の良すぎる自分は自動車で例えるならハイブリッ...
続きを読む体形の中でも特に気になるのがぽっこりしたおなか。地道に腹筋を続けてはいますが、なかなかぺたんこのおなかにはなりません。そんなおなかにSIXPADを使うとどうなるのか? おなかがすっ...
続きを読む体重計が壊れたかと思ったくらい急激に太ったのがちょうど40歳ごろでした。子どもがまだ幼稚園で手がかかり、家事と育児のストレス発散のためにチョコレートやアイスを好きなだけ食べる日々。...
続きを読む46歳の主婦兼ライターです。35歳を過ぎて食事制限をしても体重が減らなくなったと思っていたら、40歳を過ぎて体重がどんどん増加。食事量はむしろ減ったにも …
毎朝、子どもを駅まで送ったついでに2〜3kmのランニングをするのがここ数年の日課です。ただ、痩せないどころか、体重が増えてしまいました。痩せにくく太りや …
40代になった私。それと同時に、自分の体形が崩れだしたのを、日に日に感じています。20代のときだったら、ごはんを食べなければ勝手に痩せていった体重。体形 …
体形の中でも特に気になるのがぽっこりしたおなか。地道に腹筋を続けてはいますが、なかなかぺたんこのおなかにはなりません。そんなおなかにSIXPADを使うと …
子どものころから痩せていて色白な私は、周りの人たちから「病弱なの?」と、よく心配されていました。しかし実際は、ほとんど病気をしない健康な子ども。20〜3 …
糖質の摂取量を気にするだけでできる「糖質制限ダイエット」に、46歳のときに挑戦しました。結果は、心身の不調の連続で効果なし。さらに遺伝子検査では、驚愕( …
40歳ごろからサイズが合う洋服の種類が減少。服を試着すると、下腹と太ももだけサイズが合わないことが増えてきました。特に多いのがズボン。ウエストのサイズは …
自己流で10kgのダイエットに成功した私。しかし、そこからなかなか痩せないため、漢方薬を使ったダイエットに挑戦しました。すると順調に体重が減り、おなか周 …