「あれ?私、ハゲている…?」焦った40代の私が、分け目対策に試したことは【体験談】
あるとき、写真に写った自分に驚きました。おでこ上部の分け目の辺りだけ髪が薄くなり、地肌が白く見えていたからです。「えっ! 分け目が薄毛? ハゲている?」 …
ウーマンカレンダー woman calendar
更年期を迎える45歳ごろから急に抜け毛・薄毛が気になるようになりました。これほど急激に起こるとは予想もしておらず、一時はとても悩みました。しかし私の場合、これらに対するストレスを解消することで薄毛の進行を止めることができたのです。今では髪にボリュームが出てくるまでに改善した体験談を紹介します。
★関連記事:薄毛&抜け毛のやりがちなNGケアって?40代・50代女性が知っておきたい髪対策とは【医師解説】
私はもともと髪の毛が太く多いタイプでした。しかし、45~46歳ごろから急激に抜け毛が目立つようになったのです。シャンプーのときに指に驚くほど抜け毛が絡まったり、普段でも髪をかき上げるとパラパラッと抜け落ちるといった具合でした。その結果、自分でもはっきり確認できるほど短期間に髪のボリュームが減っていきました。
髪が長いと抜け毛も多く感じられショックが大きいため、思い切って短めにカットしました。すると髪自体も細くなりコシがなくなってきたので、全体がペッタンとしたイメージに。そして、いつも抜け毛が気になっていたせいか、朝起きると髪がすべて抜けていたという悪夢を何回か見たこともありました。
美容師さんにも相談しましたが、やはり更年期に入り女性ホルモンのエストロゲンが低下することで、急激に薄毛になる女性もいるとのこと。そんな状態でなんとかしなければと思うようになったのです。
だんだん心が折れそうになり、まず考えたのが髪専門クリニックでの治療でした。しかし、料金が高いというイメージがあり、あまり積極的になれませんでした。そこで敵を倒すにはまず敵を知ることが大切だと考え、ネットや本で原因を調べました。その結果、遺伝、更年期などによる女性ホルモンの低下、シャンプー剤やシャンプーの方法の問題。さらに、食生活、睡眠、血流、ストレスなどさまざまな要素が深く関わっているようでした。
自分なりに改善できることはすべて実践してみようと思いましたが、シャンプー剤をはじめ食生活、睡眠、頭皮マッサージなどは自分なりにどれもこだわって、すでに実行していたことだったのです。遺伝や女性ホルモンの低下などに対しては簡単に自分で改善することはできません。
ただ、ストレスという言葉がやけに気になりました。私にとって抜け毛・薄毛の悩みはとても大きなストレスだと感じていたからです。とはいっても心のコントロールは簡単ではありません。しかし、このストレスを解消する努力をしてみようと考えたのです。
ストレス解消のためアロマオイルを利用したりいろいろ試してみましたが、抜け毛・薄毛に対する不安や恐怖は根本的なところを解決しない限り解消されないのだと感じました。そこで自分は何がそんなに不安や恐怖を感じているのかということを自問自答したのです。結局、私の不安や恐怖は髪が薄くなった自分の姿に対してだということに気付きました。
そこから発想をガラッと変えて、気に入った部分ウィッグを使ってみようと思ったのです。現在の技術は非常に進んでいるため、とても自然にボリュームアップをすることができました。すると今まで家に閉じこもりがちだった私が、外出したいと思うようになったのです。そして抜け毛・薄毛に対する不安や恐怖はどんどん消えていき、「もし全部抜けたって、どうってことないわ」という気持ちにまでなれました。
すると、1カ月ぐらいの短期間で抜け毛が急激に減りました。抜け毛に対するストレスがより抜け毛を加速させていたようです。それから3年ほどたち、現在では抜け毛はまったく気にならないレベルとなり、髪のボリュームも出てきて部分ウィッグが必要なくなってしまいました。
今回のように更年期に起こる女性ホルモンの低下は特に異常なことではないそうです。そして、それに伴ういろいろな症状に対してもあまり不安を持つと、逆にその不安で押しつぶされてしまい、実際に体調の変化も出てしまうことがあると痛感しています。
今まで私はストレスというものを「気の持ちよう」と軽視していましたが、今回のことで体にも影響を及ぼすものだということも学びました。そして、ガラッと発想を変えることでストレス解消ができることも知ったのです。これからも更年期でいろいろな変化が出ることもあると思いますが、それは自然の流れと受け止め発想を転換しながらうまく乗り越えていきたいと考えています。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/黒田あいみ先生(Zetith Beauty Clinic 医師/東京美容外科沖縄院院長)
美容外科、美容皮膚科、予防医学(栄養療法)、アンチエイジング専門医。Zetith Beauty Clinic 、東京美容外科沖縄院にて勤務。トライアスロン日本代表の経歴を持ち、⾃分がアスリートであることも⽣かしつつ、美と健康のスペシャリストとして「中からと外からの美と健康」を信念に、外から(美容医療)だけでなく、中から(分子栄養学、予防医学)の美と健康の権威として多くの文化人、芸能人、アスリートからの信頼も厚い。著書に、「中田敦彦のYouTube大学」でも紹介された「アスリート医師が教える最強のアンチエイジング」(文藝春秋社)がある。
あなたの体験談も教えて! 抽選でギフト券進呈
100均コスメは若い人向けのもの、私はずっとそう思っていました。だから100円ショップに買い物に行っても、いつもコスメコーナーは素通り。それなのに偶然にも、アラフィフでも使える10...
続きを読む30代も終わりに近づいたころ、出産後の抜け毛に悩むようになりました。数年間はそれまで通りのお手入れで乗り切っているつもりだったのですが、40歳を超えると抜け毛に加えてパサつきとハネ...
続きを読む毎日髪を洗っていますが、どうしても短時間でチャチャっと洗ってしまうので、頭皮や毛穴の汚れまでしっかり落とせているのか不安を感じるときがありました。また、年を取ったからか、肌だけでな...
続きを読む冬は寒いので、お風呂上がりの濡れた髪はできるだけ速く乾かしたい季節です。さらに乾燥もしやすく、肌同様に髪の毛もパサつきがち。髪の毛の潤いを保つためにも、髪の毛を素早く乾かし、ドライ...
続きを読むあるとき、写真に写った自分に驚きました。おでこ上部の分け目の辺りだけ髪が薄くなり、地肌が白く見えていたからです。「えっ! 分け目が薄毛? ハゲている?」 …
髪全体はまだ白髪というほどではないものの、40代に入ってから、もみあげに数本チョロっと見える白髪に悩まされるようになりました。染めるほどでもないし、毛が …
行きつけの美容院でいつもより短時間でカットが終わるなど、自分への扱いが雑になっているモヤモヤ感から美容院を変えてみました。すると2軒目にしてすごく良い美 …
美容師さんからもびっくりされるのですが、アラフィフの私には白髪がありません。母からは「苦労が足りないのね」と笑われます。たしかにそうかもしれません。でも …
40歳を過ぎて、ふと自分の髪がパサパサなことに気が付きました。頭皮も硬くて、乾燥しているのか、たまにピリピリと痛みます。これはどうしたことかと悩み始めた …
30代のころは気にならなかった白髪が、40歳を過ぎてから急に増えてきました。特に、顔周りの生え際に白髪が目立ちます。髪の毛を耳にかけたり、ゴムや髪留めで …
ブラッシングをすると、ぱらぱら抜け落ちる髪。季節の変わり目だから抜けやすくなっているのかな? と軽く考えていました。しかしある日、合わせ鏡で後頭部を見て …
ずっと行きつけだった美容院がありました。でも、最近ヘアカラーの最中にしばらく放っておかれたことやカット時間が所要時間よりも大幅に短くなったことをきっかけ …