40代、いつの間にかぽっこりおなかに!原因と対策を考えてみた結果【体験談】
46歳の主婦兼ライターです。35歳を過ぎて食事制限をしても体重が減らなくなったと思っていたら、40歳を過ぎて体重がどんどん増加。食事量はむしろ減ったにも …
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しかしあまりにも疲れが取れない日が続き、「これは何か原因があるのでは?」と考えるようになったころのことです。たまたま管理栄養士の友人と会う約束をしていた私は、このことを相談しました。
すると友人から「何か疲れがたまるような心当たりはない?」と聞かれたため、仕事が忙しいことや睡眠不足などを伝えます。友人は「疲労がたまる要素に当てはまると思うけど、食事とかきちんととっているの?」と続けて質問してきました。
そこで初めて、最近夫が体形を気にしだしたことや、お肉や卵をあまり使わない野菜中心の食事に変えていることを伝えました。
すると、「それだよ! お肉や卵を使わない食事が原因だと思うよ」と思ってもみなかった指摘が返ってきたのです。
太ると思っていた食材をセーブして健康に良いはずの野菜をとっていたので、私はびっくりして同時に「えっ?」とはてなが浮かびました。
友人は管理栄養士として働いているため、栄養バランスのことには詳しいはず。 友人は私たちの食事内容を詳しく聞き、「野菜を中心にした食事だけの生活では必要な栄養素がとれていない」「野菜だけではなく、肉や魚、卵などのたんぱく質など、いろいろな栄養素をバランス良くとることが重要」であることを教えてくれました。
帰宅後、友人から聞いた話を夫に伝えると、「そうだったんだ……原因がわかってよかった!」と、体調不良の原因がわかったことに安心した様子。
私は「野菜を食べれば健康的になる」「お肉や卵などの食材は太りやすい」と間違った認識をしていたのを改め、それからは使用するのをやめていた食材をきちんと使い、栄養バランスの取れた食事を作ることに。
今回の件で、野菜だけにこだわらず他の食材もバランス良く食べれば、夫の肥満問題も解決できることを学びました。その後、食事を見直したことで疲れることは減っていき、体調は改善していきました。
当初は間違った思い込みの食事法だけで夫の体形を変えようと頑張っていた私。しかし、間違ったダイエットは、健康面へ影響を及ぼすことがあることを知ったのです。そして、バランスの取れた正しい食事や、適度な運動を取り入れるなどの対策が、健康を保つためにも大切であることを学びました。
これから先、食事の栄養バランスを考え直す機会があるときには、管理栄養士である友人の意見を取り入れ、私たちに合った正しい方法を試していきたいと思います。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/久野多恵さん(管理栄養士)
行政において、離乳食・幼児食相談、妊娠期相談、成人期・高齢期の栄養相談・講話をおこない、幅広い層への栄養知識を深める活動をしている。現在は乳幼児の食育活動を中心とし、献立作成等にも携わる。また、フリーランスの活動として記事監修・栄養相談・レシピ作成等もおこなう。
【久野さんからのアドバイス】
たんぱく質は、炭水化物・脂質と共にエネルギー産生栄養素のひとつです。筋肉・臓器・皮膚・血液などの体構性成分や、ホルモン・酵素・抗体などの体調節機能成分として働きますので、生命の維持に欠かすことができないものです。たんぱく質が不足すると、成長障害・体力や免疫機能の低下などが起こりやすくなり、風邪や感染症にかかりやすくなったり、体調不良を起こすリスクが高まります。ビタミン・ミネラルの供給源である野菜類も大切ですが、毎食、肉・魚・卵・大豆製品などからたんぱく質をしっかりと摂取するように心がけましょう。
取材・文/武田さやか
イラスト/エェコ
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