「半年で8kg減った!」飲酒機会がなくなり食欲が減ったのがきっかけでダイエットした結果
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メタボ予備軍になったことで、本当に生活習慣病になってしまう前に、何とか体重と体脂肪率、腹囲を減らし、血圧を下げたいという思いから始めたダイエットでした。結果的にコレステロールと血糖値もかなり改善しました。
コレステロールに異常を来すと、心筋梗塞や脳梗塞を引き起こす動脈硬化の原因となってしまうそうです。駄菓子や甘いお菓子、加工食品をやめ、ご飯やパン、麺といった糖質を控えめにしたことで、脂質と糖質が体内に入ってこなくなり、コレステロール値が下がったのではと考えました。特に糖質と脂質を一度にとるとコレステロールの合成を促進させてしまうそうです。
また、寝る前の間食をやめたのはもちろんのこと、食事をとる時間も朝の7時、昼の12時、夜の19時と固定させ、20時以降には何も食べない生活をしたことも功を奏したようです。夜間にこそコレステロールが合成されるとのこと。
9カ月間のダイエットで、中性脂肪が67㎎/dLもあったものが41㎎/dLまで下がり、善玉コレステロールは42㎎/dLから57㎎/dLまで回復し、悪玉コレステロールは125㎎/dLから107㎎/dLまで下がりました。
血糖値の上昇は、生活習慣病の代表格である糖尿病を引き起こしかねません。甘いお菓子を食べるのをやめ、ご飯やパン、麺といった炭水化物由来の糖質をある程度制限したことと、何より食物繊維をとる生活を心掛けたことで、血糖値も下がったのではと考えました。
この食物繊維ですが、体内で水分を含んでゼリー状になることで、腸内をゆっくり進み、糖質が吸収されるスピードが遅くしてくれ、血糖値の急上昇を避けることができるとのこと。さらに、善玉菌の餌となって手助けをし、便のかさ増しをして便秘を防いでくれるそうです。
食べる順番も気を付け、最初に野菜をとり、次にたんぱく質、最後に糖質にする習慣をつけました。この習慣もまた血糖値の急上昇を防いでくれたようです。
血糖値は94㎎/dLあったものが、81㎎/dLまで下がりました。BMIも31.8%から25.6%に、腹囲は101cmから86cmまで減りました。
正直なところ、健康を取り戻すためとはいえ、大好きな甘い物を我慢するのはつらいと感じた時期がありました。2週間ぐっと我慢すると、甘い物がなくてもストレスなく生活できる体になるから不思議です。
メタボ予備軍から脱出したくて始めたダイエットでしたが、実際のところ健康診断で数値を見るまでは不安でした。いくらBMIや腹囲が減ったとしても、それが血圧等の数値改善につながるかどうかわからなかったからです。糖質であるご飯をなくしておかずだけ食べていると、返って血圧を上昇させてしまうのではという心配もありました。自分がおこなっている食事法が正しいのか自信が持てなかったのです。
健康診断の結果を見て、安心できたのと同時に、何が効果的だったのか振り返ることもできました。この検証結果を基に、無理のない範囲でダイエットを続けたいと思います。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/黒田愛美先生(Zetith Beauty Clinic副院長)
美容・アンチエイジング専門医。トライアスリート。1979年東京生まれ。2003年獨協医科大学医学部卒業後、東京女子医科大学内分泌乳腺外科に入局。2007年品川美容外科へ入職、2011年品川スキンクリニック新宿院の院長に就任。2013年同クリニック、表参道院院長に就任。その後、予防医学と分子栄養学を改めて学び、美容外科、美容皮膚科、アンチエイジング内科の非常勤医師として複数のクリニックの勤務を経て、現在に至る。
イラスト/村澤綾香
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