めまいで倒れた40代が「更年期だから」と見過ごしていた疲れや動悸、その裏にあった病気の正体は
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40歳を過ぎてから急激に寝つきが悪くなりました。一睡もすることなく、朝を迎えることもしばしば。それが原因で体調を崩してしまうことさえありました。そのことを私より少し年上の友人に話したところ、「私もそういう時期があった」との回答。その友人いわく、更年期との関係もあるようで、薬を飲んだから治るというわけでもなさそう。 そこで、さまざまなことを試してみた中から実際に安眠につながった生活習慣3つを紹介します。
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夜は寝つけないのですが、昼寝はできました。特に夜一睡もできなかった日は、予定がないと日中2時間以上寝てしまい、昼夜逆転。そして、夜一睡もできなくなるという負のスパイラルに陥ることもしばしば。また、日中寝すぎると頭痛や倦怠感がして夜まで治らないこともありました。
そんなある日のことです。いつものように夜の寝つきが悪かったので、日中ウトウトとして耐え切れなくなった私は横になって昼寝をしていました。ところが、ほどなくして電話がなり、起こされてしまったのです。もっと眠れたのにと思いましたが、なぜか頭はスッキリ。そしてその日は夜、寝るときもスムーズに眠りに就くことができました。私には15分の昼寝が効果的かもと思った出来事でした。それからは15分を目安に日中横になることを日課としています。
子どもの授乳や夜泣きで夜が忙しかったころは、香りを優雅に感じる時間はありませんでした。精油は20代のころから好きで生活にいろいろと取り入れていましたが、出産してからは使用することもなくなり、コレクションしていた精油も期限切れに……。
しかし、30代後半から冷え性の改善にと精油をまた使い始めたことで、自分の好きな香りをかぐと心が落ち着いてよく眠れるようになりました。その香りを最初は手のひらにつけて眠りに就いていました。
しかし、香りが強すぎて余計に目が覚めてしまうことがあったので、ディフューザーで拡散して使用することに。香りを拡散するとまろやかになって、心が休まる空間に早変わり。好きな香りに包まれることで、幸せな気分で眠りに就くことができています。
40代になり、見えない未来についての不安を抱くことが多くなりました。例えば同年代の友人の親の死をひとごととは思えなかったり、30代のときとは比べものにならないくらい体が疲れやすくなったり、子どもの将来が心配になったり……。考え出すと切りがないのですが、たいてい未来のことを考えて不安になってしまうのは就寝前の布団の中です。
そこで、ネガティブな気持ちではなく、ポジティブな気持ちで寝るようにしようと思いました。それまでは子どもと一緒の部屋で寝てはいるものの就寝時間がズレていましたが、子どもと同じ時間に就寝するようにしました。そして布団の中で、その日の楽しかった出来事を話したり、絵本の読み聞かせをしたりしています。そうすることで、子どもと一緒に楽しい気分で就寝することができるようになりました。
若いころはあんなに寝ることが大好きだった私が、夜寝つけなくなる日が来るなんて自分でも信じられませんでした。40代に突入し、ホルモンバランスの変化に加え、30代までとは違った未来への不安も出てきたので、その不安が寝つきの悪さに影響しているのではと思います。
将来も大事ですが、今を生きていることを忘れずに、なるべく今を楽しむ工夫をして安眠につなげていきたいです。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)
2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。
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