
今まで通りに食べて、今まで通りの生活をしているのに、なぜか40代後半になると下半身がどんどん育ってきて中年太りに。そこで週末1日だけランニングを始めたましたが、それがきっかけでまさかの歩行困難となってしまいました。
その後、整形外科にリハビリに通い、全治3カ月以上! 日ごろから正しい姿勢でしっかりと筋肉をつけることが必要であることを学んだ私の体験談です。
★関連記事:「ランニングで足を故障!」加齢や運動による関節痛を防ぐために欠かせないことは【体験談】
何もしないでそのままいると中年太りに
食べることが大好きな大食いの私は、平気でお昼のお弁当を2人前食べたり、間食のスイーツも毎日のように食べ、夜も夕食をしっかりと食べたあとにお酒を飲みながらデザートを食べていました。それでも、以前は職場や家事で走り回って普段の動きが多めであったせいか、月に1回程度の山登りやハイキングなどをする程度で定期的にしっかりとした運動をしなくても、太ることはありませんでした。
ところが、40代後半になるとそれまでと同じようにしていたら下腹やおしり、太ももといった下半身を中心に、本人としては認めたくないくらいにぜい肉がついてきてしまったのです。これが、いわゆる中年太りということかと実感。
そして、以前は少し食べる量を減らしたり、お風呂で気になるところをマッサージしたり、ちょっとストレッチを続ければ元に戻っていたのに、全然戻らないどころか、日に日に体形の崩れがひどくなるばかり……。体についているものすべてが重力に逆らえなくなってくるようで、上からの脂肪も全部下半身のぜい肉となり、もう、これはなんとかせねばならないと焦りを感じました。
身近で手軽なランニングを始めることに
中年太りを解消するために何をすべきかと周りの友人を見渡すと、会社帰りにフィットネスクラブで汗を流している人が多いことに気が付きました。しかし、毎日残業を含む仕事をしながら、シングルマザーとして家事や育児をしている私としては、フィットネスクラブに通ったりする時間的余裕もなく、月会費を払う余裕もありません。そこで、週末に手軽にできるランニングをすることにしました。
ひとりで黙々と走るのは飽きて続かなくなってしまう可能性もあったので、近所のママ友で週に3回はランニングをしている人に声をかけて、土曜日の決まった時間帯に一緒に走ってもらうことに。もともと走ることは得意で40代前半に、普段まったく走っていなかったのにもかかわらず、ノリで参加した地元の健康マラソンの大会では、40代の部で入賞して表彰台に上がったこともありました。
そんなわけで、私にとっては始めやすい運動であり、お金もかからず、時間帯的にも無理がなく、これなら続けられる!と思いました。まずは当面は毎回6~7km程度走るのがちょうど良い感じだったので、そのママ友と2人でおしゃべりをしながら、ゆるゆると週末ランニングを始めました。