
年齢を重ねていくごとにさまざまな変化が訪れ、動作が昔より鈍くなったような気がします。体重が増えただけではなく、体形も変わってきてしまいました。以前のスレンダーさとは打って変わり、丸い体形になってしまったのです。その丸い体形を脱却するために頑張ったことをお話しします。
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「更年期太りとはこのことか!」と実感

一般的にいう更年期の時期に差しかかったころ、何を食べても太らなかった私がふと見た体重計の数値にあ然としました。いつもの体重より数kg増えているんです。「まあ、またすぐ元に戻るし」と気楽に考えていたのですが、なかなか体重が減りません。体形も少し丸みを帯びたような感じがします。「これが例の更年期太りか?」と実感。
間食のお菓子のせいかなと思って、制限してもあまり変わりません。普段の食事にも気をつかい、ご飯を減らすなどしてみたけれど余計におなかが減って、かえってもっと食べる始末です。
以前、通っていた乗馬も再開してみました。ですが、乗馬中に足にけがを負ってしまい、乗馬も断念しました。家でできる運動はないかといくつか試みましたが、これも続きません。家の中でひとりで運動すると、とても空しさを感じて、楽しくありませんでした。これは心にも良くないと思い、それもやめてしまいました。
何を試しても痩せない!最終的に下した決断

食事制限をしても、あまり体重や体形に変化は見られませんでした。家族に聞いても、「どこが太っているのかわからない」と言います。でも、自分のことには人一倍敏感になってしまうのです。前髪を1mm短く切っただけで大騒ぎする娘を見ても、どこがどう違うのかわからないということに似ています。「大騒ぎしている娘」のそれが、今の私の心境です。
そして、ついにジムに行こうと決心しました。いろいろとネットでも調べましたが、学生時代にけがの経験のある私には、ジムに通うのは難しいとわかりました。多くのジムにある器具は、とても体に負荷がかかります。水泳も良いかなとも思いましたが、残念ながら近くに施設がありませんでした。
そこで、人見知りなのであまり気が進まなかったのですが、近所にある女性専用のジムに目を付けました。自分に合わせた負荷でおこなえる器具を使い、けがをしていても負担なく運動ができるシステムになっていたのです。初めての経験だったので、最初は楽しく感じられなかったのですが、だんだん慣れてきて楽しくなってきました。