40代、いつの間にかぽっこりおなかに!原因と対策を考えてみた結果【体験談】
46歳の主婦兼ライターです。35歳を過ぎて食事制限をしても体重が減らなくなったと思っていたら、40歳を過ぎて体重がどんどん増加。食事量はむしろ減ったにも …
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そして、私が一番効果を感じたのが食事での冷え対策。ダイエット中だからと食事の量を減らしたり、主食を抜いたり、サラダばかり食べたり……。こういったバランスの悪い食べ方をしていたせいで、体がエネルギー不足になり、代謝が下がる原因になっていました。
私がおこなったのは以下になります。
・炭水化物、たんぱく質、脂質をバランス良く食べる
・エネルギー源になるたんぱく質を毎食摂取する(肉・魚・卵・大豆製品など)
・体を冷やす生野菜より、温野菜を積極的に食べる
・体を温める食材を食べる(根菜類・ねぎ・にら・しょうがなど)
・よくかんで食べる
食べる物や食べ方を変え、体の中から代謝を上げることを意識するようにしました。白米を玄米や雑穀米に、食パンは全粒粉パンやライ麦パンに替えて、やわらかい麺類の回数を減らす。 食べ応えのある食事に変更することで、自然と咀嚼(そしゃく)回数が増えました。 しっかりよくかんで食べるようになったことで、食事誘発性熱産生(DIT)※が高まり、食後に体が温まりやすくなったと感じます。(※食事誘発性熱産生とは、食事をしたあと、安静にしていても代謝量が増大すること)
食事内容や食べ方を変えたことで腸内環境も良くなり、便秘に悩まされていたのがうそのように、毎日自然とお通じがあるようになりました。
食事の量を減らしてもなかなか体重が減らないのは、加齢による基礎代謝の低下のせいなのかなと漠然と思い込んでいました。 ダイエットによる無理な食事制限をしてしまったせいで、余計にエネルギーが燃えにくい低代謝な体を、私自身が作り出してしまっていたようです。 しかし、温活を取り入れて冷えが改善してきたことで、1カ月ほどでダイエットの停滞期を抜け 、その後は1カ月1kgペースで徐々に体重が落ち始め、トータルで9kgの減量に成功しました。
「冷えは万病のもと」と言われますが、冷えによって単に手足が冷たくなるだけでなく、内臓機能も悪くなり、ひいては痩せやすさにも関わってくるのだと実感した出来事でした。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)
東京女子医科大学医学部卒業。米沢市立病院入職後、再び東京女子医科大学に戻り、専門医を取得。同大学産婦人科に入局し産婦人科医として働きつつ、性科学を学び、また東京女子医科大学東洋医学研究所で東洋医学を学ぶ。2019年1月に地元山形県米沢市にて、こまがた医院を開業。
【駒形先生よりアドバイス】
体全体の血液量は体重あたりで計算をするため、急激に体重を減らすと血虚(けっきょ:血が不足した状態)や気虚(ききょ:気力がない状態)の症状を起こしやすくなります。1カ月に体重の0.5%以内を落とすのが理想的で、皮膚がたるみにくいです。また、脂肪ではなく筋肉が減る可能性もあります。特に更年期前後の方は注意しましょう。
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